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デイパック

ようやくプチトラウマから解放されてきたので、
書いておきます。自分の戒めに・・・。

少し前の雪の日の帰り道のこと。

デイパック_f0120980_14258100.jpg




保育園と自宅の間には、
1箇所だけ、横断歩道があります。
住宅街にしてはわりと交通量の多い通りが
緑道+細道と交わる、変則的な交差点。
信号はありません。
(上の写真で白いバンが走っているのがその道↑)

街灯もあるし人もそこそこ歩いているけど、
冬の夕方は、車のヘッドライトがなければ
かなり暗い場所です。

この日、保育園帰りの私とキョウは、
そこの横断歩道を渡ろうとしていました。

横断歩道の手前で、
私の右側に牛姿のキョウが立っていました。
手をつなごうとしたら振り払われたので、
まあいいかと思い、
しばらくのあいだ渡るタイミングをはかっていたけど、
車の流れが途切れない。
キョウは私の視界の端に入る位置で、
じっと立って待っていました。

車が少なくなって、そろそろ行けるかなと思ったので、
キョウと一緒に左右確認を始めました。

「はい、右見てー。クルマ来てないね」と一緒に確認。
キョウもしっかり右を覗き込む。
次に、
「はい、左見てー。あ、タクシーが来ているから」
・・・ちょっと待とうね、と言いかけて、
私の右隣で一緒に覗き込んでいるはずの
キョウに視線を移そうとした瞬間、
ありえないところ(私の右斜め前、50cmくらいのところ)に、
すでに一直線に走り出しているキョウが見えました。

私、悲鳴をあげて、自分も飛び出して、キョウの体のどこかをつかみました。
左から来ていたタクシーは、横断歩道の手前で止まりました。

キョウは何事かときょとんとした顔で私を見上げていて、
離れたところにいた数人の人影が、
(私の声に)振り返ってこちらを見たのがわかりました。

心臓がばくばくして、そこから先はしばらく無理やり抱っこ。

ショックの余韻で、私、
「あー危なかった」「どうしようかと思っちゃった」
「目を離してごめんね」「気をつけようね」などと
キョウを抱きしめながらしばらく話し続けておりました。

  *  *  *

冷静に振り返ってみると、
急ブレーキの音も聞いていないし、実際、
タクシーは横断歩道から十分離れて止まっていたので、
間一髪の事態ではなかったようです。

でも、子供の安全が自分の手のひらからこぼれおちた瞬間、
という感覚、忘れられません。

多分、このタクシーの運転手さんは、少なくとも標準くらいの
運転技術と意識のある人だったと思います。
でも、そうじゃない運転手だったら・・・。
慎重さを欠くタイプの一般車だったら・・・。
これが横断歩道の上じゃなかったら・・・。
運が最悪でなくて良かったです。

あと、
このときたまたまキョウがきていた黒いつなぎは、
夜道の子供に着せるものじゃないとつくづく思いました。
キョウが走り始めたこと、全く気付かなかったもの。
(雪遊びには良いけどね)

この恐怖体験(大げさ?)
しばらくは思い出すのもいやだったけど、
ちゃんと教訓にしようと思います。
慎重派の子供だからと油断してはいけない。
『子供は、ある日とつぜん、し始める!』

ということで、

買ったもの♪

エルベのデイパック。

デイパック_f0120980_1427280.jpg

少し前から通勤リュックが欲しかったもので。おほほ。
これで、心おきなく両手で子供をケアできます。

ちゃんとリフレクターもつけてますよ~。
後ろから車が来ても安心よ!

※子供とクルマ・・・。皆様もどうぞお気を付けくださいね。
Commented by shinoboo at 2010-02-17 16:40 x
>子供の安全が自分の手のひらからこぼれおちた瞬間

わかるよーーーこの感覚。
わたしも何度あるか。。。(そう、1回ではない。汗

ダダダッって予期しないタイミングで走り出すし、
予想以上に早かったりするし、
そのたんびに、車は怖いんだよ、お願いだから絶対にしないで!
て泣きそうになりながら(笑)話してるけど。。

少しずつ言うこともわかってきたとはいえ、
その油断がとんでもないことになるんだよね><
まだまだ目を光らせておかないと。
ほんと、気をつけすぎても足りないほど気をつけねば。。
Commented by kei at 2010-02-17 16:54 x
この牛くん、見つけた時あぁ!!と思わず手にとって子供にかぶせました。ありました。確かに。

きょうたん、大事に至らずよかったです!ちょっと読んでてヒヤヒヤしちゃいました。でも、悲しいかな…どんなにこちらが気をつけても事故って起こる時はおこっちゃうもんなんですよね。。。
境遇は違えど、我が子も“事故”なるものありました。有人駐車場で子供をチャイルドシートから抱っこしておろしてる最中に従業員の方が確認せず車を発車。子供は手からこぼれおち地面に頭からドスン。その上危うく後輪に踏まれるところでした。私も悲鳴をあげました。脳波など検査して乱れがあったので要観察に。。。その会社には子供に数年間の保険をかけてもらい、何度も家に足を運んでこられました。今はもう大丈夫ですが。かれこれ5年くらい前の話しです。
その駐車場も客商売なので、この話しもあって数ヵ月後には閉鎖。その数年後ホテルに変わりました。

憎まれ口を叩こうが可愛いわが子。何かあってからでは遅いので、念には念をですね。。。
便利な半面、時として凶器となってしまう車。明日はわが身。気をつけたいものです。。。
Commented by まやぞう at 2010-02-17 20:22 x
ネットで色々事例を見たりして気をつけないとと十分分かってるけど
ホントにホントーに、想像以上に、一瞬!なんですよね‥
うちは、母からうるさく言われているのもあって子供の上着は
ド派手(笑)な色です。ちなみに今の時期は黄色か赤のダウンです。
公園内でも私が下を見た一瞬で遠くに行って、その前に
自転車が通りかかったりして。。ヒヤヒヤです。
黄色良いですよ♪すっごい目立つし、すぐ探せます。
おしゃれとはかけ離れちゃいますが。。

私はずっとレスポのDELUX EVERYDAY(肩掛け)
を使ってますがリュックにしようかなあ。
暗い道を歩く事はあまり無いけれど、リフレクターも購入しようと思いました。
2歳なりたてでキョウタンに比べたらまだまだ動きが
遅いと思うのですが、ホントある日突然!ですもんね。
Commented by cafemaman at 2010-02-18 06:23
ああ、わかる・・・。
本当にめでこちゃんの気持ち、すごいわかるよー。

私なんて特に、心臓がすごい小さいから(←実際、本当に小さめらしい。笑)、何かあると、さらにキューって縮むのが自分でもわかるくらい。笑

子供ができてからはしょちゅう縮んでるし、公園でも「わ、危ないっ!」とか「それはやめてー」とかつい言ってしまって、しーくんに「大丈夫だから!」っていつも言われてる…。苦笑

自分たちが小さい頃は、親が一緒に公園に来ることなんてなかったから、今考えるとものすごい怖い遊びばかりしてたけど、自分の子供が同じことやると足がすくむすくむ!。笑

でもホント、キョウたんが無事で本当に良かった! 私もいまだに駐車場とかで、ジュニアが先に行こうとすると「だめー!」って言っちゃう。大きなSUVやトラックだと、後ろ絶対に見えてないと思うし、怖いよね!

(トマトジュースにそのままカッペリーニ入れて火にかけてグツグツ2分+粉チーズも、なかなかイケるよー。手軽過ぎ?笑)
Commented by medeco at 2010-02-18 11:33
shinobooちゃん>
そうだよねー。きっと皆、こういう経験はあるよね。
特に、活動的なあゆたんのことだから、キョウよりもありそうだなあ。

そうなの、予想以上に早いんだよね。
だからいつでも、人の子を預かっているような気持ちでいたほうがいいのかなーと思う。
自分の子のことは知っているつもりになってしまうから、それで油断することがあるから。
ほんと、まだまだ親が神経質なくらいしっかり見ていてあげないとだね!
肝に銘じとく!
Commented by medeco at 2010-02-18 13:10
keiさん>
ひやひやさせてごめんなさい><
気をつけていても防げない事故ってあるのでしょうね。
それが大事に至らず済むか、大変なことになるかの境は、ほんのちょっとしたタイミングの違いだけなのかも。と思います。

お子さんの駐車場での事故、大変なことでしたね。
本当に、本当に、後輪に踏まれるなんてことがなくて良かった!
きっと事故の後しばらくお子さんの体の中では影響が残っていたのでしょうね。その後も何事もなくて本当によかったですね・・・。あー、ぞっとしてしまう・・・。
しかし、その従業員、なってなさすぎですね。イコール、会社が安全教育を怠っていたということだから、閉鎖して当然なのかも。

車って本当にこわいと思います。
わが家が車を手放したのには、そういう理由も、少し、入っています。
(なくても不便じゃない環境だからできたんですけどねー)

あ、牛、ありましたか(笑)
なんだか可笑しい~。
Commented by medeco at 2010-02-18 13:36
まやぞうさん>
そう、いくつも事例を見聞きしてはいるけど、起こった後で気付くのですよね。ああ、こうきたのか!って。
おお、まやぞうさんのお母さま、素晴らしい!
うちも黄色の上着を着せようかなー。
でもなぁ、絶対にキレンジャーになるよなー。。。(体型的に)

リュック、いいですよん。
荷物が増えれば増えるほど、体の中心で抱えていることがメリットになりますよね。(動きやすい)
ミレーのリュックもいいかなあと思ったのですが、私の普段の格好がカジュアルなので、そのまんまアウトドアな人になるのも・・と思って、エルベにしておきました(笑)
Commented at 2010-02-19 09:35 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2010-02-19 09:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by medeco at 2010-02-19 12:47
mamaちゃん>
心配性のmamaちゃんのことだから、私以上にそうだろうなーと思っていたわ~。
ほんと、キョウが生まれてからの自分の心配ぶりったら、以前の自分は一体どんな心配をすることがあったんだろう??(もしかして無敵だったのでは!?)と勘違いしそうなくらいだよー。昔は昔でアレコレ心配していたんだけど。

そう、自分が子供の頃にしでかしてきたことを振り返ると、ぞ~!!!っとする!
キョウにはしてほしくないけど、そんなわけにはいかないことはわかってるし、そういうことをせずに成長するのもどうかと思う気持ちもある・・・。けど、想像しただけでドキドキしちゃうよ~。

トマトジュースにそのままカッペリーニ!確かに~。
やるやる!やってみまーす。ありがとう♪
Commented by medeco at 2010-02-19 15:25
chikacoさん>
あわわわ・・・・息子ちゃん、大事に至らず本当によかったです!
タイルといえども、こつん、くらいの衝撃でその後も問題ないようなら、おそらく大丈夫ですね。
お風呂場って、水周りだし、固いところだし、赤ちゃんは無防備なハダカだし、chikacoさんもご主人もさぞビックリ&心配されたことでしょうね。

私は、うーんと、キョウが何ヶ月のときだったかなあ、まだ2ヶ月くらいだったと思いますが、キョウを畳の上に1メートルくらいの高さから落としたことがあります。。
当時は離れるとすぐ泣くので片時も離れることができず、だから大抵のことはキョウを抱っこしながらこなしていたんですね。新生児の頃はおそるおそるだった抱っこも、慣れてきて、油断が出てくる頃だったのかもしれません。
体の右半分でキョウを抱っこしたまま(キョウの頭を私の肩にもたれさせて)、左手で窓を開けようとしたとき。私の体勢が予想していたより大きく傾いたせいか、とつぜんキョウの上半身がべろんと私から離れ、ついでアンヨも私の右腕からすり抜け・・・・。
Commented by medeco at 2010-02-19 15:26
chikacoさん>
つづきです。

ハッと思ったときには、キョウはスロ~モ~~ションで畳に落ちて行きました。背面宙返りのごとく、頭を軸に体がまわって、最後はこちらに頭を向けたうつぶせの状態でべちゃっ!と着地・・・。
キョウ、おでこを少~しすりむいて、ギャーンと泣き始めました。
今振り返るとなんてことない落下ですが、当時はあわわわわ!でしたよ。産院に電話して、脳外科のご意見まで頂戴してようやく安心しました(笑)
これは本当に私の油断というか慢心でした。慣れってイヤですね。

ああ・・・。弟さんの事故も、昔のこととわかっていても、読んでいてぞくっとしてしまいます。怪我はあったのでしょうか。痛さや怖さを思うと、可哀想・・・。回復できて本当によかったですね。
しかし、私自身、思い返せば危機一髪だったこと、けっこうありましたねぇ。小学生くらいになると親には黙っていましたけど!

お互い、気をつけていきましょうね~。
防げないものは防げないけど、そこは強運を祈るしかないけど、せめて親が出来る範囲のことは・・・。
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by medeco | 2010-02-17 12:35 | 子育て生活あれこれ | Comments(12)

東京在住。毎日リモートワーク。歌舞伎・文楽、ラグビー観戦、旅、からだ周り、料理・ゴハン好き。息子は16歳。


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