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ロワゾー/三軒茶屋

少し前に、職場の飲み友2人と一緒に
三軒茶屋のクスクス屋さん、ロワゾーに行きました。

子持ちになってから行くのは初めてじゃないかしらん。
キョウが生まれる以前とその後では、
自分の生活の色がガラリと変わったので、
当時、この店に一緒に来ていた(そして今は付き合いのない)人たち
のことを思い出すと、ああ一昔前・・・という気持ちになります。

(いろいろ無茶もしたけど) あのときはあれで楽しかった。
今は今で(そうそう無茶はできないが)なかなか良い。

って感じで。

ロワゾー/三軒茶屋_f0120980_11391958.jpg

この店のマダムは、やはりきれいで、インパクトあって、
料理もどれも美味しかった~

※店の立地と大きさは「飲み屋」ですが、中身は「レストラン」なので、
待ちあわせしながら先に1~2杯、という使い方はできないので注意。

この店には、フランス、飲み歩き、食べ歩き、人とのつきあい、そして多文化っていう
私の20代をあらわすキーワードが重なって入っているので
(クスクスは、マグレブ料理だけど、フランスの食文化でもある)、
なおさら、ひと昔前、ふた昔前のことを思い出すのだけど、

そこでしみじみ思うのは、
そういう私が、今、キョウを育てているんだな、ってこと。、

今、私がキョウを教育的観点から叱ることをほとんどしないで済んでいるのは、
昔の自分がいかに狭い世界にいて、そのことに無自覚なまま
泣いたり怒ったり不満を持ったりしていたかということが身にしみている
(ということは、今でもおそらく自分の世界は狭いということを何となく思う)から。
私の感情や今私が思っている良し悪しは伝えるけど、
教育的にこうあるべしってものは固められないし、
そういう叱り方が必要なのかどうかもわからないから、していない。

まあ、こんな子育てがいいのか悪いのかはわかりませんが、
少なくとも、この6年間、子育てに悩まずにやってこれた。
この先いろいろ難しい問題は出てくるだろうけど
何とかやっていけそうな気がしてる。
(そして子供は健康そうだ)
それだけで、十分いいかんじなんじゃない?
って思います。

大体、子育てといったって、子供は自分で育っていくもんだしね!

・・・しかし、10代、20代の経験って大きいな。
あの冒険は、40の私にはもうできない。恐ろしすぎて(笑)
知らないってことと、エネルギーがあることって、危険な強さだね。
この先、私が新たに身につけていかないといけないことは、
怖くても、心配でも、子供に冒険を許す勇気かも。
私の親がそうしてくれたように。

なんてことまで考えさせてくれた久々のクスクス屋さん訪問でした。
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by medeco | 2013-09-08 12:32 | 外ゴハン | Comments(0)

東京在住。毎日リモートワーク。歌舞伎・文楽、ラグビー観戦、旅、からだ周り、料理・ゴハン好き。息子は16歳。


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